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godmemo

デザイン/WEB屋のメモです。自分用

「フリーランス(個人事業主)を辞めて、普通のサラリーマンに戻って!」恋人や奥さんに言われない為に

日記 生活関連 ためになるお話

Photo:Loser! By:buncheduptv
Photo:Loser! By buncheduptv

フリーランス(個人事業主)の大変さと、自由さの狭間で葛藤している人に読んで欲しい記事です 

 

 

やっぱり独立はたいへんなことばかり。

まず始めにいっておくと、現在自分は個人事業主あがりの法人成りの人間です。

勢いだけで、独立宣言して、ジュエリー作りからはじめ、食っていけないので伏線として必死にグラフィックを学び(独学)、毎晩徹夜でランサーズのデザインコンペに挑むが、ことごとく落選の日々。ギャラはほとんど入らなかったけれどその苦労があったおかげで、見事にAdobe Illustratorのスキルアップに繋りました。

ベジェ曲線って、職人スキルだなと!そう思ってある意味達成感を感じれた

そうやって、徹夜して場数踏んだ経験が、後に武器になっている。が、しかし現状は変わらない.....

 

 

スキルは上がっても食っていけないジレンマ 

そうはいってもスキルが上がっただけで、直接仕事に繋がらない。

そもそも、デザイン業界やWEB業界のお客様で無い限り、極めたデザインスキルは価値を生まない。

なぜならお客様は、一定のラインを越えてしまうとデザインとか技術とか詳しい事がわからないからだと思います。

どうデザインしたかの過程もわからないし、超こだわった部分もよく理解できない可能性も。結局、出来上がりの作品を判断するしか無いのであって、納品する完成品か値段でしか判断ができない。

 

そこを、「やれこんな技術をつかってる」とか「こんな賞をとったから、俺はすごいんだぞ!」みたいな想いは伝わる事は無い。

むしろ、こっちに合わせて社交辞令で「へ〜すごいですね」って気を使っていってくれる始末。

 

逆に「高くつくんじゃないのコイツ」と思われ、仕事の契約にまで辿り着ける可能性も期待できない。

 

矛盾する自分の気持。フリーランスや事業主ならだれもがぶち当たる、事業存続の境界線。

 

仕事がとれない!そんな状態を、自分で理解できないでいるとやがて、「こりゃ食っていけない!!」

みたいな感情が時間が経つにつれて湧いてきて、

 

サラリーマンにもどうろうかな

っていうネガティブスパイラルに陥ります。

この時の心理って、本当に鬱になりそうなくらい辛い、ツラい、つらい。

 

なので、そういうときこそ仕事がとれないのは何でなのかを、自分の中で研究することが非常に重要だとおもいます

その為にはもちろんプライドを捨てる覚悟もしないといけないし、本来はやりたくない『お伺いを立てる』てきなことや、息苦しいスーツを無理してでも着ないといけなかったり.....

ほんとうはそういう世界がいやで、自分ペースで働くために独立したのに、なんでこんなこと今更しなきゃいけないんだよ的な気持になってきます。そして矛盾する自分の気持を受け入れられない。

 Photo:I'm tired. By:lastquest
Photo:I'm tired. By lastquest

このジレンマが本当につらいんです!

「こんな生活(フリーランス)辞めて、サラリーマンになってほしい」 

ちなみに筆者の場合、数年前の事ですが、追い打ちをかけるように当時交際していた彼女からの衝撃的な一言をいただきました

「こんな生活(フリーランス)辞めて、サラリーマンになってほしい」 

・・・・。

・・・・・・・。

グサ!

 

もうショックしかありません。

何のために決意してここまでがんばってきたのか。それを理解してくれないのか!?

と怒りの感情がこみ上げましたが、冷静に思えば彼女の言い分も理解できる。

ただでさえ、仕事優先でスケジュールもバラバラだし仕事の状態に連動して気分もアップダウンが激しい、ましてや収入面も。

そういうところをみて言った一言だと思います。安定してくれ、と。

 

 くやしいけど、プライドとこだわりだけじゃ食っていけないと知ってから道は開ける

 自分はそういう感じで4年フリーランスを経験して、なんとかここまでくることができましたが、振り返ってみると、それは実力ではなくて関わっていただいた人達のおかげだと思います。

有り難い事に、幸いお客様とビジネスパートナーに恵まれていて、なんとか食べていく事ができるようになりました。

はじめはプライドだけで攻めていってたけど、失敗や成功を繰り返して行く中で途中で気付きました。

プライドやこだわりが自分の可能性を奪っているのだと。

 他の人のデザインをみて、「仕上げが甘い」とか、「このデザインダサい」とか「お金じゃない!」とかよく言う人がいるけれど、そんな人の文句に構っていたら時間の無駄だし、成長の妨げでしかありません。

それはただの文句だけ、もしくは僻み妬みからくる自分を守るための自己満足意見だから。ただのその人のプライドです。

 

自分の場合はプライドやこだわりを捨ててみたら、案外清々しい景色が見えてきました。

そうなってくると、「あ、こんなデザインもいいじゃん」「これってきっと、この人の想いが詰まってる表現なんだ」って感じで、デザインもより楽しくなってくる。そして、お客様が伝えようとしている見えないビジョンが見えてくる。

その瞬間、「あ、俺いままでデザイン押し付けてたな」って気付きました。

 

できる指導者は、必ずと言っていい程自分の技術や情報を人に与えてくれる人。そして、その人の成長に対して熱心になってくれる人、応援してくれる人。

上記の 他の人のデザインをみて文句だけ言ってくる人に対しては、これは人の振り見て我が振り直せ 的な感じでうまく反面教師にすれば有効活用できるので、「はいはい」って感じで聞き流せるようにもなった。

そしてなによりキーマンになるのが、神のような指導者。

彼らは、人の成長に惜しみなく時間や情報、知恵や技術を教えてくれる。

自分の損得ではなく、心から成長を願ってくれているのだなと。こういう人に巡り会えると、より先のステージに進みやすい。上から引っ張り上げてくれる感じ。

そして新しい景色を見させてくれて、そこのステージにいる人達をも巡り会わせてくれる。

こうやって自分も成長できたし、今も尚がんばれている。

 Photo:Enjoying Life By:Anne Worner
Photo:Enjoying Life By Anne Worner

フリーランスの最大のメリット

これに関しては、フリーランスの方ならご承知の通り

1、時間が自由

手持ちの仕事との兼ね合いもあるが、きちんと仕事をこなせればあとは自由時間。

自由な時間ということで、前倒しで仕事したり、勉強したり、昼間から飲み行ったり。

時間で縛られるサラリーマンに比べれば、時間の概念が異なる。

人によっては、「月の前半がっつり仕事して、後半はバケーション」なんて人もいるようです。

2、通勤に対する概念が少ない

サラリーマンやお店で働いていると、決まった時間までに出社して、しかも毎朝満員電車に揺られながら。なんてことがありますが、デスクワーク系フリーランスであれば自宅がオフィスみたいなものなので、通勤の概念はない。自宅だとはかどらないという方は、ぷらっとカフェやファミレスになんて事もよくある話。

 3、人に干渉されない・人ストレスがあまりない

これは好き嫌いありますが、一人で仕事に集中できる環境にあるので、オフィスのだれかに気を使うとか、センパイが帰らないと帰りずらいみたいなことはありません。

仕事中に邪魔するひとも、話しかけてくる人も限定的で、気楽です。

4、決裁権は自分にあり

仕事を受けるのか断るのか。プロジェクトを続けるのか止めるのか。

自分が何の仕事をするのか 等、はっきり言って自由です。自分の未来の為に、必要ないと思う仕事があれば断っても問題ありません。

逆にやりたいことがあれば、自身で判断して進んでチャレンジもできちゃいます。

 

このへんがフリーの醍醐味だとおもうので、これらの条件を望むのであれば間違いなく、独立するべきだと思います。これらを望む以上、がんばるしかないのです。

 

何が言いたいのかよくわかんなくなってしまったけれど、現況は楽しめている&まだまだやりたいことだらけ。

 

ジュエリーで独立したけれど、紆余曲折ありで今では、グラフィック・DTP・WEBの制作がメインで食っていけるようになった。もちろんジュエリービジネスも健在。

 

むしろ本業としてデザイン業があるからこそ、ジュエリービジネスは肩の力を抜いて、心から楽しく仕事ができている。

 

良い感じのバランス感。

昔はよく、「やりたい事は一本に絞れ」「何をやっているのか明確にしろ」って言われてきたけど、自分なりにずっとデザイン業とジュエリー業の二本柱で頑張ってきた。

それが成立するようになったのだから、あのとき一本に絞らなくてよかったなと思う。

「お仕事なにされてるんですか?」と聞かれたら最近は決まって「何でも屋です」って答えてるが、これはこれでもっと改良の余地がありそうだw

 

最近はロボットビジネスと3D系のビジネスにチャレンジしようと思っていて、まだまだやりたい事は湧いてくる状態。

  

お客様やビジネスパートナー、関わる人達に色々なご縁を頂いて、本当に感謝したい。

何かをするにも、成し遂げるにも人と人の関係ありき。だから人を大事にしなくちゃいけません。自分はまだまだそういうところが甘かったり、雑なところもあるけれども、いっぱい与えてもらった分、与える側の人間にもなっていきたい。

 

フリーランスや事業主で、悩んでいたり、模索している人達の手助けもできればと思う。だから簡単に諦めないで欲しいです。